手術療法で起こる合併症にはどんなものがあるの?

出血したり血腫ができる

手術をすれば出血するのは仕方がないことなのですが、出血した血液が皮膚の内部に残って血腫という塊になることがあります。血腫ができると細菌感性や皮膚の駅が起こり、傷の治りが遅くなるからです。

 

なので、出血を最小限に朝得るために、術後にしっかりと圧迫固定して、安静にしていることが大切です。

化膿することがある

手術後、傷あとに細菌感染が起こると、皮膚内部に膿が溜まって化膿することがあります。なので、手術直後は、わきの下に汗をかくような行為を避けることやお風呂に入るときもわきの下を濡らさないように気をつける必要があります。

 

術後落ち着いてきたら、逆にわきの下を石けんで洗うなどして清潔に保つことも大切です。

傷あとが残る

手術でメスを入れて縫ったところには、必ず傷あと残ります。傷の治りが早い人と遅い人の差はありますが、時間が経てば次第に薄くなっていきます。ですが、ケロイド症や肥厚性瘢痕(ひあつせいはんこん)などの体質の人は、傷の治りが遅
くなることがあります。

 

ケロイド症とは、傷あとが数週間〜数ヶ月にわたり、赤く盛り上がり、かゆみや痛みをともなう症状ができることです。ケロイド症の体質である場合は、術後なるべく早くに治療をする必要があります。通常であれば、半年以上かけて治療すれば、ケロイドは白いしこりや傷あととなって落ち着いてきます。

 

肥厚性瘢痕とは、術後に傷あとの部分が少し盛り上がって、硬いしこりや白い傷あととして残ってしまうことです。ニキビや予防注射のあとにも残ります。軟膏や注射で治療をすれば少しずつ薄くなります。

シワになることがある

わきの下にもともとシワの多い人や皮膚に弾力のない人、ケロイド症や肥厚性瘢痕の体質の人は、手術後に皮膚がたるんでシワになりやすそうです。

 

シワを防ぐには、術後にわきの下をよく伸ばすといいようです。月日が経って皮膚がやわらかくなったら、自然と減ってはいくようです。

色素沈着が起こる

手術後にわきの下に赤茶色の色素沈着が起こることがあります。この色素沈着については、皮膚の裏側を削りとることによって起こるため、誰もに起こる合併症のひとつです。

 

症状が強ければ、軟膏を塗ったり薬を飲むなどして治療を行います。皮膚の弱い人やアトピ体質の人、制汗剤にかぶれやすい人は、皮膚に炎症が残りやすく、色素沈着が濃くなりやすいので、注意が必要です。

毛穴に黒く残る

切除法以外の出をした場合は、わきの下の皮膚表面にはすべての毛穴が残ることになります。
ですが、ワキ毛がなくなるので、毛穴も次第に小さくなっていきます。

 

ただし、わきの下を不潔にしていると、毛穴にアカや脂がたまって黒い点が残るので、清潔に保つことが大切です。

しびれが残りことがある

手術後に皮膚の表面や周囲に軽いしびれやチクチクすることがあります。
皮膚の裏側の汗腺を固定でわきの下を強く圧迫すると、太い神経にもひびいて、肘から先にしびれを感じることもありますが、これは一時的なもので、いずれも1年以内には回復します。

薬のアレルギーがでることも

抗生物質や鎮痛剤、麻酔薬などの注射をするため、これらの薬にアレルギーを持人は、事前に医師にそのことを事前に告げてお く必要があります。

 

皮膚に赤い斑点や湿疹ができたり、気分が悪くなったり、最悪の場合は、アナフィラキシーショックで呼吸困難に陥ったりすることもありますので、注意しましょう。